2016年7月30日土曜日

平和のメッセージの撮影現場になりました! 


【YMCA ACT・「平和を伝える本「原爆の子」翻訳者 NHK国際ニュースの撮影」報告】


撮影風景
海外向け英語ニュース番組「NEWS LINE」において、86日の広島平和記念日に向け、『原爆の子』(長田新編)と世界をテーマにしてニュースリポートが放送されます。

『原爆の子』は、被ばくした少年少女たちのまっすぐな言葉で原爆の恐ろしさや平和の尊さについて記されている貴重な資料ですが、これまですでに14か国語を超える外国語に翻訳され、世界中の人々に平和のメッセージを届けています。

今年、15か国語目の言語としてスワヒリ語訳が完成しました。翻訳をしたのは、横浜YMCAで 英語を教えているアリ・アタス先生です。


この本は、エスペラント語を皮切りに、デンマーク語、ノルウェー語、英語、中国語、韓国語、ロシア語、ベトナム語など多くの言語が翻訳されていますが、アリ先生はケニアやタンザニアなどでの公用語、スワヒリ語に翻訳。アフリカ系の言語としては、初めてとなりました。

そんなアリ先生へのインタビューが、YMCA ACTで行われ、『原爆の子』への思いや自国の子どもたちへの思いなどがインタビューの中で話され、世界に広がる“原爆の子”のメッセージが伝えられました。

スワヒリ語版「原爆の子」とアリ先生


翻訳作業
翻訳に至った経緯は?

放送は、8月3日(水) NHK WORLDNEWS LINE」です。
24時間放送/150を超える国や地域で放送/インターネットでも視聴可


(YMCA ACT 平野絹絵)





2016年7月29日金曜日

夏の子ども英語プログラムA日程⑤

YMCA ACT・夏のにこにこイングリッシュスクール5日目報告

本日は幼児スペシャルプログラムA日程の最終日でした。
テーマはSPORTS(スポーツ)。
みんなで牛乳パックと新聞紙でバスケットゴールとボールのリサイクル工作をしてbasketballを楽しみました。

その後は小さなボウリングピンを使ってbowling!倒れたピンの色と数を英語で言い、"Four chips, please." とリーダーに倒したピンの数のチップをもらいにいくゲームをしました。
慣れていくとリーダーに次にどうするか言われなくても自ら考えて英語で受け答えし、順番もしっかり守ることができて素晴らしかったです。20個ほどのチップをゲットしたお友だちもいました!
How many chips did you get?
外国人の先生とはさまざまなスポーツの英語やアルファベットを学びました。英語で何というか知らない単語を、日本語のまま英語のようなイントネーションで言ってみるお友だちもいて愛らしかったです。おなじみのお歌もにこにこと一生懸命先生の真似をしながら踊っていました♪
What sport is this?


最終日、この夏にこにこイングリッシュスクールに来てくれてありがとう、の気持ちを込めて修了証をひとり一人渡し、この数日間を通して良くできるようになったこと、素晴らしかった行動などが表彰されました。
お友だちにぶつかってしまった時には正直に"I'm sorry."と言えたり、ゲームの時順番を譲ってあげたりと、Honesty(正直であること)、Caring(やさしくすること)をしっかり実践できている姿が見られました。
海外経験のあるリーダーやアメリカから来日しているリーダーなど、優しいお兄さんお姉さんたちと関わっていただけたのも貴重な経験になったのではないかと思います。

来週の月曜日からB日程のプログラムが始まります。本日までご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。Thank you so much, and we really hope to see you again! 
 (YMCA ACT 茂澤いずほ)





2016年7月28日木曜日

夏の子ども英語プログラムA日程④

YMCA ACT・夏のにこにこイングリッシュスクール4日目報告

夏の幼児デイケアプログラムも明日で一旦区切りを迎えます。
4日目の本日のテーマはWORLD(せかい)でした。

地球儀でいくつかの国の場所を、色や大きさなどをヒントに探し、その国にまつわる絵本をリーダーに読んでもらいました。
日本と同じところ・違うところに、他国の文化や生活・有名な建物などの写真をとおして触れ、興味津々で見ていました。
列車をつくり、音楽に合わせて各国旗の貼ってあるところをまわるアクティビティなども非常に元気よく参加していました!
Where is Canada?
「すごーい」「きれい!」と声をもらす様子
英語の先生との時間では、体を動かしながらbutterfly(ちょうちょ)、beetle(かぶとむし)、sun(太陽)、star(星)、boy(男の子)やgirl(女の子)などの単語を学びました。お歌も、より上手に歌えるようになりました♪
Catch the beetles!!!
今日も、机やいすを移動する場面で"Help me!"とリーダーが言うと、スッと来てお手伝いしてくれたお友だちが何人もいました。明日は素晴らしい行動が更にたくさん見られると良いなと思います。
I'm a Little Teapot...♪
(YMCA ACT 茂澤いずほ)






2016年7月27日水曜日

夏の子ども英語プログラムA日程③

YMCA ACT・夏のにこにこイングリッシュスクール3日目報告

夏の幼児プログラム3日目の今日はANIMAL(動物)をテーマに実施いたしました。
はじめにいくつかの動物の名前を発音し、wind bell(風鈴)の工作に取り掛かりました。
紙コップに好きな動物の絵やマスキングテープでデコレーションをしたり、好きな色の和紙と鈴を選んでつけたりして作っていきました。
"Pink paper, please!" "Finished!" なども上手に言えるようになっています。風にあたるとくるくる回る素敵な風鈴ができあがり、みんな嬉しそうにフーフー、と遊んでいました。

外国人の先生との英語あそびの時間にはアルファベットの練習をしたり、Monkeyのワークシートに色ぬりをしたり、お歌を歌ったりと集中して取り組んでいました。
午前中今日が最後の参加のお友だちもいたのでYMCAが大切にしている4つの価値(Caring, Honesty, Respect, Responsibility)について説明し、リーダーの言うことをよく聞けたこと、工作の時間特にとてもがんばって参加できていたことなどを表彰しました。


午後からは少人数でしたがおいしいお弁当を食べ、動物のゲームをしたり、♪Old MacDonald Had A Farmの歌に合わせて踊ったり、体をいっぱい使って動物の名前を覚えました。
また、最後の英語あそびの時間では"It's a chicken." "It's a rabbit."などとリズムに乗って文で答えられる練習も、終わりまでにこにこと楽しくできました。

今日は途中で元気のなくなってしまった子に「大丈夫?」と声をかけてあげる子や、工作で早く終わったときにやり方を他の子に教えに行ってあげる子もいて、Caring(思いやり)を感じました。
明日もどんな一日になるか楽しみです!
(YMCA ACT 茂澤いずほ)









2016年7月26日火曜日

夏の子ども英語プログラムA日程②

YMCA ACT・夏のにこにこイングリッシュスクール2日目報告


幼児デイケアプログラム2日目、本日のテーマはSEA(海)でした。
教室に大きな海をつくり、海の生き物を発音したあと、チーム対抗の魚釣りゲームをしました!
それぞれのチーム名は子どもたちで考え、blueberry team(ブルーベリーチーム)とsun flower team(ひまわりチーム)に分かれました。

はじめはなかなかうまく釣れない子が多かったですが、何回か挑戦していくうちに、自分の番になってすぐに釣れるようになってお友だち同士褒めあったり、"Go, go, 〇〇〇!" と大きな声でお友だちを応援する姿が見られました。年下のお友だちの竿から、釣れた魚をはずしてあげていたお友だちがいたのは、嬉しい場面でした。
海に浮かべたおはじきや魚たち、釣竿、ブルーシートを役割分担して上手に片づけられたお友だちもいましたね!
英語あそびの時間はシンガポールの先生と元気いっぱい ♪Row, row, row your boat や♪Open shut themの替え歌を歌い、shark(サメ), crab(カニ), starfish(ヒトデ), octopus(タコ)などの単語をカードを使って学びました。


最後にjellyfish(くらげ)のクラフトを制作しました。
みんな思い思いのデザインでくらげを彩り、嬉しそうにできあがった作品を見せてくれました。
さまざまなアクティビティを通して、得意不得意、興味のあるものないものなどお友だちの個性もさまざまなことを実感します。
数日間を通して子どもたちの新たな一面を目にすることができるのが楽しみです。
(YMCA ACT 茂澤いずほ)





2016年7月25日月曜日

夏の子ども英語プログラムA日程①

YMCA ACT・夏のにこにこイングリッシュスクール1日目報告

YMCA ACT夏の幼児対象にこにこイングリッシュスクールが始まりました。
本日は午前中9名のお友だちが集まってくれました!

テーマはFOOD(食べ物)。果物の英単語をおもちゃのフルーツを使って覚えた後、本物のパイナップル、みかん、白桃を自分たちで切り、好きなジュースを選んでフルーツポンチをつくりました。



"Apple juice, please!" "Thank you!" などと少しずつ自ら言えるようになったり、"Take two peaches." などの指示に従ったりして、美味しいフルーツポンチができあがりました!



英語あそびの時間は外国人の先生と元気いっぱいcookies, popcorn, candy, sandwichesなどの英単語をリズムに乗って発音し、絵のついたカードと一致させることができました。お腹のすいたhippo(かば)におにぎりを食べさせるアクティビティには大はしゃぎでした♪

本日初めてYMCAに来るお友だちも多く、緊張していたりおうちの人となかなか離れられないお友だちもいましたが、少しずつ少しずつ表情がやわらかくなっていく様子が見られました。
明日は更に楽しく、「自分でがんばること:Responsibility」をうながして行ければと思います。
(YMCA ACT 茂澤いずほ)



2016年7月19日火曜日

7/16 パネルディスカッションご報告 ~生きた英語でコミュニケーション!~

YMCA ACT・パネルディスカッションの報告

7月16日(土)、YMCA ACTでは主に中高生を対象にパネルディスカッションと交流会のイベントを行ないました。
小学6年生から高校生まで15名の参加者が集まりにぎやかなひと時となりました。

イベントのはじめは、アイスブレーキングゲーム(緊張をほぐすためのゲーム)で笑いが起こり、"May I Ask...?"のアクティビティでお互いのことを自由に聞きあうことで参加者同士が対話しやすくなる雰囲気が生まれました。


そのようにして打ち解けたあと、ニューヨークから来た双子の中学生、フィリピン出身の高校生、中国出身の高校生、計4名がパネリストとして自身の経験や日本との違いなどを英語で話してくれました。
普段YMCAの英語クラスに通っている中高生たちも、はじめは「パネリストの英語すべてを理解できているわけではない…」という不安や、みんなの前で英語を話す緊張でなかなか質問が出きない生徒もいましたが、徐々に勇気を出して手を挙げパネリストに質問していました。


"Which country do you like better, your native country or Japan?"
"Why do you think Japan is clean?"
"What Japanese culture do you like?"

間違えても良いから勇気を出して発言してみることで自分の英語が通じた!という達成感を得られたのではないかと思います。

また、そのような質問に周りの意見に流されずはっきりと自分の意見をこたえる同世代のパネリストたちを見て、純粋に「すごい」「かっこいい」という気持ちをもった参加者もいたと思います。

イベントの最後には軽食やお菓子を囲んで交流の時間をもちました。

今回参加して、ほとんどパネリストの言っていることがわからなかった…と落ち込んだユースもいましたが、この経験によって英語が【コミュニケーションの道具】であるということを実感し、今後の学びのモチベーションにつながることを願っています。

パネリストの皆さん、参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
(YMCA ACT 茂澤いずほ)