2017年3月29日水曜日

【幼児春プログラム】仲良く楽しく英語をたくさん吸収しました!

YMCA ACT・幼児デイケアプログラム:春のにこにこイングリッシュスクールご報告

3月27日~29日の3日間、幼児さんの英語デイケアプログラム「にこにこイングリッシュスクール」を実施しました。
1日目:公園
2日目:のりもの
3日目:イースター
というテーマで、それぞれ英語で工作やゲーム、歌、ダンスなどさまざまなアクティビティを実施しました。
Good job!(よくできたね!)
テーマに沿った単語をたくさん学びながら、はじめて会ったお友だちとも楽しく過ごすことができました。
今回は工作も盛りだくさん!おうちにもって帰って遊べるものも多く、みんな大喜びでお迎えに来たおうちの方に見せていました。


オリジナルのkite(凧)をつくりました★
2日目には牛乳パックをリサイクルして車をつくりました!

lunch time!(おひるごはん)
遊びながらできるだけたくさんの英語表現を口に出し、3日目にはリーダーもびっくりするほどしっかりと発音して歌を歌えていたり、お友だち同士で簡単なやりとりを自然にできていたりと、成長が見られました。
スロープを使って乗り物が入った箱に得点ゲーム!

絵の具を使ってボートづくりもしました!
ひよこはどの卵にかくれているかな?Where's the chick?
使いたい色のクレヨンを持っていないお友だちにすぐに差し出してあげたり、
お友だちがこぼしたお弁当やビーズを拾ってあげたり、
ぶつかってしまったお友だちに素直に「ごめんね」と目を見て言えたり、
「かっこいいね」「すごいね」と自然に褒めてあげることができたり、
自分のものは自分で片付けたり…

HAPPY EASTER!!

思いやり、素直さ、尊敬心、責任感のすべてをこの数日で何度も目の当たりにすることができ、とても嬉しく思いました。そんな一人ひとりの素敵なところをこれからも伸ばしていってほしいなと感じました。

ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
また夏のプログラムもお待ちしています!
See you next time!

(YMCA ACT 茂澤)




2017年3月18日土曜日

私たちでつくる未来 ~3月11日 トークイベントご報告~

YMCA ACT・3/11 
すべてが変わったこの日を忘れず、そして考えたい
~Ask What You Can Do!!私たちでつくる安心・安全・シアワセな暮らし~

【 おひさまの力で電気代0円!?
サトウチカさんに学ぶ「オフグリッド」な暮らし 】 ご報告

2017年3月11日、東日本大震災から6年目の日に、YMCA ACTでは
『おひさまの力で電気代0円!?サトウチカさんに学ぶ「オフグリッド」な暮らし』と題してトークイベントを実施しました。
子育て世代を含め、約20名にご参加いただきました。

東日本大震災・福島原発事故を機に、「財布の中にお金があっても電氣が使えないと何もできない」不自由な生活をしていたことに気づき、その約2年半後に横浜市戸塚区で電力完全自給(オフグリッド)生活にふみきったサトウチカさん。

1ヶ月100kWh以下で暮らす基盤ができていれば、都会でも電力をオフグリッドできるということを、実体験を元にわかりやすく説明していただきました。


4種の神器があれば電力自給も夢ではないことがわかりました!

すぐに実践できそうな節電テクニックも伝授してくださり、アンペアを下げてみるという発想にも、なるほど、と思わされました。
電力会社からの明細のお話の中では、これまで気にもとめなかった料金以外の部分の説明に、思わず「へえ〜」「ほおー」と感嘆の声がひろがりました。

14:46。
みなさんで静かに祈りを合わせたあと、チカさんが流された涙。
固い決意を感じ、本当に胸がいっぱいになりました。
”過去は変えられないけれど、未来は変えていける”、と涙をこらえながら語ってくださったチカさん。その言葉を受け取り、"私たちの手で"本当に命を大切にする日常を築きたい、その一員にならなければ、と強く感じる時間でした。

黒い筒の中に食材を入れ、お日さまの下に!
後半には、「エコ作500」という太陽熱のみで調理が可能なソーラークッカーの紹介も。
電気もガスも使わず、CO2も出ない、太陽の光に当てておくだけなので手間もかからない、そしてとにかく美味しい、という良いことだらけで驚きのこのクッカー。
さつまいもをただ切って入れておいただけの焼き芋の試食をさせていただきました。保温機能もあるため出てきたおいもはホックホク、うまみが凝縮されしっとりして甘く、みなさん口々に「これは美味しい!」と大絶賛でした。
お湯も沸かせるため、災害・避難時にも強い味方です。なんと10名以上が早速この「エコ作くん」を購入し、新たな一歩を踏み出しました!



オフグリッド生活は、初期費用やメンテナンス費用を考えると決して安くはありませんが、それもわかったうえでお金でなく命を選んだ、とチカさん。
「お金は命を助けるために使いたい」という言葉、そこに込められた深い意味を考えさせられました。

さまざまなことが変わった6年前。
震災というできごとから私たちは何を学び、どう行動してきたでしょうか。
いつか未来の世代に、自信をもって「みんなで地球を守ってきたよ」と言えるように…
勇気を出してライフスタイルを変えたチカさんのような人を「憧れ」ではなく、自身を含めた一人ひとりが何か小さなことからでもアクションにうつせるようにと、願いを込めてこの日を迎えました。


このような日にサトウチカさんのあたたかい涙と笑いと希望にあふれたお話をYMCAで共有できたことは本当に恵まれたことでした。
当日皆さまからいただきました参加費からの純益、38,560円は横浜YMCA東日本大震災復興支援募金として使用させていただきます。
ご参加いただいた皆さま、チカさん。本当にありがとうございました。
(YMCA ACT 茂澤)