2017年7月22日土曜日

国際的!生きた英語でユースたちならではの交流のひととき

YMCA ACT・Panel Discussion for Youth members ご報告

7月15日(土)に主に中高生を対象にパネルディスカッションのイベントを実施しました。
1.アイスブレーキング
2.パネルディスカッション
3.交流会・ワークショップ
3部構成で開催しました。パネリストを含め総勢18名と英語講師が参加しました。


はじめは少し緊張して教室に入ってきた参加者も、英語版なんでもバスケットとMay I ask...?のインタビューアクティビティで打ち解け、緊張が和らいだ様子でした。




イベントのkey pointを説明中
今年はニューヨーク出身の双子の高校生、カリフォルニア出身の中学生、サンディエゴに留学経験のある日本人大学生がパネリストとして参加者の前で異文化に関する質問に答え、意見を交わしました。

"What was the best/worst part about living abroad?"
(海外に住むとき一番良かったこと/最悪だっとことは?)
"What foreign language do you think you should learn besides English?"
(英語の他にどの言語を学ぶべきだと思う?)
"How can young people improve their speaking and speech skills in English?"
若い人たちはどうすれば英語のスピーキングやスピーチのスキルを磨くことができるだろう?)

パネリストそれぞれが、率直に思ったことを堂々と話してくれました。
また、参加者からの「もし世界の言語がすべて英語だったらどうしますか?」というユニークな質問にも「友だちを作りやすいから良いね!」という意見もあれば「私はdifference(違い)があるほうが楽しくて好き。みんな一緒だとつまらない」という考えもあり、参加者は”色々な意見があっていいんだ”、”自分だったらどう答えるかな?”などと考えながら聞いてくれたのではないかと思います。

ネイティブスピーカーの流暢な英語を一生懸命聞き取り、手を挙げて質問をする参加者、一部のトピックは理解できた、という参加者など年齢や経験年数によってもさまざまでしたがみんな最初から最後まで積極的に取り組んでいました。

ディスカッション後は、軽食を食べながら自由に話したり、「Survival on the moon」と題して月で生き残るためにどんな道具を持っていくか、ランキングをつけるワークショップをリーダーが中心となって実施しました。ランダムにグループに分かれ、ここでまたさらに英語で考え話し合う時間となりました。

snack time!
今回は韓国やガーナ出身の若者も集まり、とても国際的な空間となりました。
参加者からは
「ネイティブの英語を聞く機会は多くないのでとても貴重な体験でした」
「とても勉強になりもっと頑張ろうと思えた」
「同じようなプログラムにもっと参加したい」
というコメントがありました。

What do you think?
英語がもっと話せるようになりたいという想いが強いからこそ悔しさを感じた参加者もいましたが、これが良いチャンスとなり意欲が増していくことを願っています。

(YMCA ACT 茂澤)



2017年7月20日木曜日

ドイツのYMCAユースたちが横浜へ!交流のご報告

YMCA ACT・ドイツ ハノーバーYMCAユースとの交流・横浜観光

7月12日(水)、広島YMCAと姉妹YMCAであるドイツのハノーバーYMCAのユースメンバーとリーダー7名が、広島YMCAのスタッフとともに横浜に来てくれました。


朝YMCA ACTに来てくださり、大人のクラスの皆さんと英語で自己紹介をしあい、交流の時間をもつことができました。
ハノーバーのメンバーは大人っぽく見えますが、最年少で15歳の学生さんたちです。
クラスの中にはドイツに行ったことのある方々もいて、ビールの話などで盛り上がりました!

お互いが母国語でない言葉でコミュニケーションを楽しんでいる様子に、やはり英語は人と人とをつなぐひとつの素敵なツールだなあ、と感じました。


YMCA ACTを出発してからはシーバスに乗って山下公園へ。
「ドイツのお店では同じような洋服しか買えないから、日本では色んな洋服が買えてみんな違うスタイルをしているのがすごく好き!」など色々とおしゃべりをしながら観光しました。

横浜の風景を一望できる交通手段に、嬉しそうな表情。

氷川丸と横浜ならではの景色をバックに、"3.2.1 Cheese!"


お昼は日本食とインドカレー屋、食べたいものに分かれてそれぞれ食事をしました。

日本食のお店では魚が苦手な子も積極的に生魚に挑戦。 本当に美味しい、と言って食べていて安心しました。
7名のうちベジタリアンが2名いましたが、ベジタリアンの人たちのためのお店はあまり見つからず、ヨーロッパに比べ日本のベジタリアン対応はまだこれからなのだということを思わされました。

昼食後は大桟橋へ向かいました。とても暑い日でしたが橋の上の解放感と風が心地よく、しばらく自由に写真撮影を楽しみました!

YMCA!
その後は あかいくつバスに乗車し赤レンガ倉庫へ。短い時間でしたが赤レンガ倉庫の歴史年表や食品サンプルのお店を興味深く見て回っていました!
14:30頃までのあっという間の時間だったので、あれもこれも案内したい気持ちをおさえてYMCAに戻りましたが、みんな喜んでくれていたようで良かったです。

この日を迎えるにあたり、大学院生のリーダーが事前に一緒に下見をしてどこをどのようなルートで案内したら喜んでもらえるかと試行錯誤してくれました。また、当日は冬の中高生英語キャンプでも活躍してくれている大学生リーダーも共に案内や通訳をしてくれ、心強いサポーターとなってくれました。


YMCAのネットワークを活かして広島YMCA、そしてハノーバーYMCAの人々とつながることができ心から嬉しいひとときでした。
この夏、ハノーバーの皆さんは今後京都、大阪、広島…と日本の魅力にたくさん触れる機会があるそうです。
今後も国際交流の機会をさまざまなかたちで実現できたらと思います。
Danke schön!!
(YMCA ACT 茂澤)

2017年7月13日木曜日

インターナショナルたなばたパーティのご報告

We enjoyed talking, eating and making new friends!

YMCA ACT(横浜校)では、2017年7月1日(土)インターナショナル たなばた パーティを実施いたしました。恒例の国際交流イベントで、収益は横浜YMCA国際地域協力募金とさせていただいています。今回は七夕をテーマにたくさんの方に浴衣を着て参加いただきました。

当日は、ボランティアの方に浴衣の着付けをお手伝いいただき、「初めて浴衣を着る」という外国人の方はとても喜んでいらっしゃいました。(浴衣を寄付してくださったり、お貸しくださった方に感謝申し上げます)




YMCAの英語・日本語クラスのみなさま、先生方、国際交流イベントに興味のある方、JICA横浜研修員の方など、40名以上の方に参加いただき、楽しい時間を過ごすことができました。とても美味しいお食事も楽しみの一つです。フリータイムでは、国や性別、世代を超えた国際交流の時間を持つことができました。















パーティでは、識字率をテーマとしたワークショップも行いました。
風邪を引いていて、薬を飲みたいけれど、字が読めない。3つの瓶の中から、薬を選びたいけれど、どれを選んだら良いのだろう…。どういうものなのか、体感いただきました。多くのみなさんが熱心に参加してくださいました。






合計25,463円の募金が集まりました。
皆様の温かいご協力とご支援にに心から感謝申し上げます!

次回は「インターナショナル・ハロウィン・パーティ」を実施予定です。みなさまのご参加をお待ちしております。

2017年7月12日水曜日

【災害時に必要な日本語・防災センター訪問のご報告】

2017年7月6日(木)横浜YMCA ACT日本語クラスでは、神奈川消防署予防課の河原さんをお招きし、災害時の対応方法と災害時に必要な日本語を学びました。
日本に住んで家族もいる外国からの学生が、災害時に頻繁に耳にする言葉について学び、近くの防災センターへ行って消火方法や災害が起きたときのシュミレーション体験をしました。

日本に長く住んでいて日本語が上手でも、災害時に必要な日本語を学ぶ機会はなかなかありません。しかし、災害は突然やってきます。みんなで不安なことを話し合いました。


どこが危険な場所でしょうか。




災害時のために必要な備品を聞き避難勧告などが出たらどうしたらいいかなど、詳しく伺うことができました。また、横浜駅からYMCA ACTまでの道も地図を見ながら確認し、避難する時に注意することも学びました。

教室で学んだ後、逃げるときの注意事項を思い出しながらみんなで「防災センター」へ。
「自動販売機は倒れやすい」「看板が落ちてくるかもしれない」など、気をつけながら歩きました。
実際に消火してみましょう

防災センターでは、火災シュミレーター体験や消火体験、部屋の中で災害が起きたときのシュミレーションを行いました。

巨大地震が起きたら・・・


地震が起きたら・・!

体験ルームで説明を伺う。


「学校でこのような勉強が出来てよかった」「子どもと自分だけのときに災害が起きたら・・・心配でしたが、今回の勉強はためになりました」など、防災についても考える良いきっかけとなりました。

今後も「生活に必要な日本語」をどんどん勉強していきましょう。


【YMCA ACT 平野絹絵】