2018年8月29日水曜日

生麦地域ケアプラザで親子英語!

YMCA ACT  親子英語@生麦地域ケアプラザ

YMCA ACTのスタッフは月に一度、講師として近隣の地域ケアプラザで活動しています。

横浜駅から京急線で約10分の生麦駅近くにある『生麦地域ケアプラザ』は、社会福祉法人 横浜YMCA福祉会が指定管理者として運営しています。

毎月第4火曜日10:00~10:45(第4週目でない月もあります)は、この生麦地域ケアプラザで、スタッフの茂澤(Bettyリーダー)が親子英語を担当させていただいています。
Hello! What's your name?
2~3歳の親子が対象ですが、2歳未満のベビーちゃんとご一緒の方も歓迎しています。ケアプラザのスタッフも一緒にケアに入ってくれているので安心です。

8月28日はまだ夏休みということもあり、昨年まで毎月来てくれていた4歳のお姉ちゃんたちも合わせ、12名のお子さんと10名のお母さまたちが参加してくださいました!

体を動かしながら4-5曲の歌を歌い
テーマに沿って5つ程度の単語を導入し
ちょっとしたアクティビティをして
絵本を読み
輪になってGoodbye song♪
ぬり絵とその日歌った曲の歌詞をHomeworkとして受け取ってSee you!

毎回同じようなルーティーンで行っています。
写真は6月の様子。Let's read a story book!
「ここで習った歌が大好きで、家でもよく口ずさんでいます」という声も聞かれ、嬉しく思います。私にとって、癒しの時間です!
次回9月25日も愛らしい皆さんとお会いできるのが楽しみです。
(YMCA ACT 茂澤)

2018年8月21日火曜日

教室で使える!HIV/AIDSを伝えるワークショップアイデア

YMCA ACT  第25回AIDS文化フォーラム in横浜 ご報告

この夏8月3日、4日、5日と開催された【2018 AIDS文化フォーラム in横浜】の2日目、YMCA ACTでは運営委員のお二人のリードのもと、『教室で使える!HIV/AIDSを伝えるワークショップアイディア』と題して、主に保健師や養護教員向けに1コーナーを担当しました。
アイスブレーキングで打ちとけた後、HIV/AIDSと聞いてイメージするものを皆さんで模造紙に書き出していきました。
中学生とこのマインドマップをやると、HIV/AIDSからはかけ離れたものにたどり着くことも多く盛り上がります!
どんどん足されていくマインドマップ!



はじめまして!






 


1クラスを対象とするものと、学年全体を対象とするもの、2パターンをご紹介し、実際の授業経験から得たポイントや効果的なアイデア等をお伝えしました。

授業の流れを紹介した他、参加者にも実際のアクティビティを体験していただきました。色紙入りのコップを使って参加者同士で混ぜ合い、一人が持っていたHIVウィルスがいかに広がるかを知るシミュレーションでは、はじめの一人と接触したか否かにかかわらず、最後には半数ほどがウィルスを表す色紙を持っており、その拡大具合が見て取れました。


「世界がもし100人の村だったら」のワークショップ(開発教育協会の教材)では、HIV感染者の男女比や大陸別の感染者数等に分かれて体感していただきました。
なかなか「自分には関係ない」と思いがちのAIDSの問題ですが、視覚に訴えたり体を使って学ぶことで、中学生の皆さんにもきっと向き合ってもらえるはずです。


 
参加者の中には中学校の養護教員の方もいらっしゃり、実際のYMCA ACTの出前授業に興味を持ってくださったようで嬉しく感じました。私たちが伺えない所でも、このような楽しく・易しく学ぶアイデアを教員の方々に使っていただき、正しい知識が広がることを願います。

私たちは年間に数校の中学校から依頼を受けて「HIV/AIDSや性感染症予防を伝える啓発授業」を実施しています。
今後も‟英語学校なのにそんなことも?”と思われるような地域活動も行っていきます。お気軽にお問い合わせください!

(YMCA ACT 茂澤)

2018年8月18日土曜日

特別企画 8/9「祈りのナガサキ」

2018年8月9日(木)、73年前のこの日11時2分に 長崎に日本で二つ目の原爆が投下されました。

このことを想い、YMCA ACTでは「祈りのナガサキ」と題して、体験者である佐藤千郎さんから当時のお話を伺う機会を持ちました。


佐藤千郎さん


話者の佐藤さんは、当時長崎県諫早市にお住まいの小学生でした。


ゆったりとした時間の中で8月9日がやってきました。しかし、「その時」地響きがして、昼間なのに暗闇。

垣間見た被爆者の惨状…。佐藤さんの養母様や伯母様が二次被爆をされたこと、またその二次被爆の恐ろしさ。子どもの目で見た状況をそのまま語って下さいました。


 そして、あえて被爆手帳の取得をなさらなかった方々の存在、被爆者への心ない視線、ナガサキ・ヒロシマの問題が水俣や福島までずっと続いていることなど、貴重な証言を伺うことができました。


ナガサキの体験を直接伺う機会は少ない


日本国憲法前文


質疑応答や意見交換の時間には、参加者の方からも長崎でのご経験やカトリック神父様が世界中の信徒へ宛てた平和のメッセージを読み合せました。


最後に、「日本国民は国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」と結ばれている「日本国憲法前文」の解説をしていただきました。


平和の祈り


手作り蝋燭と共に参加者全員で祈りの時を持ちました。


後半は、candle_shiroさんの手作り蝋燭に灯をともし、参加者全員で平和の祈りを唱えて終了しました。

「祈り」の時間の中で、ナガサキを通して、多くのことを感じ、考えることができた夜でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


YMCA ACT 平野絹絵

【夏季プログラム】ECGL Jr. 3日目報告

 8/7(火)~8/9(木)の3日間、小学5年生~中学2年生を対象とした夏季プログラム「English Camp for Global Leadership Jr. (ECGL Jr.)」を開催しました。

 3日目はジェスチャーゲームからスタート。スケボーに乗ったおじいちゃん、車いすのファッションモデル、など、一見すると難しいお題です。でもどうして難しいのだろうか?と考えてみると、それは「○○が▼▼なはずがない」という思い込みがあるからではないでしょうか?常識や慣習にとらわれずに、多様性のある社会を目指すためのゲームです。

左上から「スケボーに乗ったおじいちゃん」「女性消防士」
「ブレイクダンスをするお坊さん」「車イスのモデル」

ジェスチャーだと難しい!

 続いてワークショップ「地球の食卓」をおこないました。ある国・地域の一家族の写真から、食・文化・民族の多様性を考えるワークです。(※開発教育協会の教材を使用しました。)
 写真から、「見たことない食材がある!」「ジャンクフードばっかりー」「着ている服がおもしろいね」とたくさんの発見をする子どもたち。この写真はどこの国・地域かを当てるクイズのあとに、日本との共通点・相違点さがし、ランキング(住んでみるなら/ゴミの量/健康な食)づくりをおこないました。
 様々な地域と比較することで「日本って包装が多いね」「バナナたくさんあるのうらやましい」「難民キャンプは食材少ないなあ」と多くの気づきがあったようでした。

気づいたことたくさん!

Where is this country?

たくさんの家族

ランキングも考えました

 お昼をはさみ、午後は2020年の開催が迫る五輪をテーマにワークショップを行いました。まずは「五輪当てゲーム」。その名の通り5つのリングを正しい順番に並べます。よく見ているようで、思い出すのは難しい... 実はこの5つのリングは各大陸を表しているそうです。

どんな順番だっけ...

 続いてオリパラクイズ。写真を見ながら、その裏側を探ります。パラリンピックのメダルの写真では、振ると音が鳴るつくりになっていることや、点字でも文字が書かれていることなどに触れました。様々な人が参加する2020年も、多様性あふれる大会になることを想像しました。

なんの写真かな?

 スポーツ体験では、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」を全員で体験しました。(※ボッチャについて)砂の入ったボールで行うカーリングのような競技です。道具はシンプルですが、どこにボールを置くかでまったく戦略が変わってきます。「本当に車イスから投げるみたいにやろう!」と、イスに座って投げている子もいました。
 リオパラリンピックの際にイギリスのテレビ局が制作した動画も皆で鑑賞し、人間のもつ力強さや様々な人たちが社会にいることを感じました。

白熱のボッチャ!

チーム対抗でチャレンジ

※We're The Superhumans | Rio Paralympics 2016 Trailerより

最後は3日間の修了証を授与。地域や世界の様々なものごとに、英語を通して触れるきっかけになったのではないでしょうか。YMCA ACTでは、社会問題やグローバルな・ローカル課題を通して、英語を学ぶきっかけとなるプログラムを今後も計画しています。
ぜひホームページなどをチェックし、ご参加ください!

修了証授与!みんな楽しく頑張りました!
(YMCA ACT 髙階)


【夏季プログラム】ECGL Jr. 2日目報告

 8/7(火)~8/9(木)の3日間、小学5年生~中学2年生を対象とした夏季プログラム「English Camp for Global Leadership Jr. (ECGL Jr.)」を開催しました。

 2日目はネイティブの先生と一緒に、どっぷりと英語に浸かったスピーチ練習をしていきます。前日に作ったActive Researchのポスター発表や、自己紹介の仕方、質問の仕方などを、スピーキング中心に進めました。

自己紹介の練習中

ポスターにもネイティブチェック!

Active Research ポスター①
英語表記の多さ・少なさに注目

Active Research ポスター②
レストランでの写真やサンプルの有無に注目

午後は担当スタッフがゆかりのあるリトアニアの文化について紹介。ヨーロッパのどこにあるのかな?から始まり、都市や文化、音楽についてお話ししました。第二次世界大戦当時リトアニアに赴任し、政府の意向に反して多くのユダヤ人にビザを発給して命を救った日本人外交官、杉原千畝の話にも触れました。


最後は数の数え方。one, two, three...とひとしきり数え方を復習した後に、外国のコインの使って実際にいくらあるのか数えてみました。今回はEUのユーロ/セントと、クロアチアのクーナ/リーパを使います。
 初めて見るコインに興味津々。外国には「補助通貨(セントなど)」もあること、ユーロは発行国によって裏面の柄が異なることなども学びました。

お金を数える真剣なまなざし

英語でコインの金額を数えます

怒涛の2日目も終わり、次はいよいよ3日目・最終日です!
(YMCA ACT 髙階)

【夏季プログラム】ECGL Jr. 1日目報告

 8/7(火)~8/9(木)の3日間、小学5年生~中学2年生を対象とした夏季プログラム「English Camp for Global Leadership Jr. (ECGL Jr.)」を開催しました。

 本プログラムは毎年12月末に開催する中高生向け英語キャンプ「ECGL」の小中学生版としての位置づけとなります。英語にふれつつ、様々な地域の課題からグローバルな課題まで、気づき・考え・行動することを目指すプログラムです。

 初日は「ルール作り」からスタート。ルールをYMCA側から提示するだけではなく、参加者と一緒にこの3日間のルールを考えました。プログラムの一方的な"受け手"としてではなく、共にプログラムを作り上げることを意図しています。

みんなでルールを考えました

 「ペーパータワー」では、制限時間内に協力してより高いタワーを作ることを目指します。最初は個人で、最後は全員でひとつのタワーを作ることで、役割分担や助け合いなどの大切さを学びました。

折る係と重ねる係で役割分担

 「Global Bingo」では、「東南アジアの国を3つ言える人」「外国製のものを身につけている人」などを英語で質問して探し、相手からサインをもらってビンゴをつくります。英語で質問する練習ができたと同時に、参加者同士のこともより知ることができました。

スタッフにも質問してみよう!

 最後は横浜駅地下街で「Underground Active Research」へ。「もしも自分が外国人だったら」という視点で地下街を歩いて回り、Good point と Bad pointを探します。
 外国語での案内表記が想像していたよりも多かったことに子どもたちは驚いていました。しかし、防火シャッターのスイッチや、市営バスの行き先表示は日本語表記のみで、「もっと外国語表記を増やした方がいいな」という声もありました。飲食店前のメニュー写真や食品サンプルをGoodとした子もおり、「どんな食べ物かイメージしやすい」と高評価でした。

横浜市営地下鉄の英語案内

食品サンプル。文字が読めなくてもイメージしやすい

地下街から帰ってきたら、ポスターにまとめます

 最初はよそよそしかった子どもたちもあっという間に仲良くなり、初日が終了しました。世界に地域にと色々なことに目を向けちょっと疲れたかもしれません。このあと2日目に続きます。
(YMCA ACT 髙階)

2018年8月8日水曜日

【夏季プログラム】幼児にこにこイングリッシュ

みなさんこんにちは。
YMCA ACTでは、7/30(月)~8/3(金)の5日間、幼児対象の夏季プログラム「にこにこイングリッシュ」を開催しました。毎日「動物」や「世界」などの異なるテーマにそってゲームや工作、英語のアクティビティを行う半日~終日のお預かりプログラムです。

初日のテーマは「Animals(動物)」。
ペットの歌で踊りながら動物の名前を覚えたり、動物のカードを使って"Memory"ゲームを楽しみました。工作では動物のお面づくり。みんなのチョイスはなぜか豚さんでしたが、ふわふわの毛付きの独創的な豚さんお面が出来上がりました。

なんの動物かな...?
カードをとるのは早い者勝ち!
豚さんのお面


2日目のテーマは「Clothes(服)」。
色々なファッションに関するもの(服、くつ、色)の名前を覚えながら、どんなコーディネートがいいかなあと考えます。工作では、自分自身を書き写して表現する'Being'や、Plastic bag shirtを作りました。思い思いの模様や絵を書いて素敵な一枚が完成です。

服を好きな雰囲気でコーディネート
これがmy style!
ビニール袋で服をちょきちょき


3日目のテーマは「Sports(スポーツ)」。
この日は小学生プログラムと合同で、アイススケートへ。詳しくはこちら

4日目のテーマは「World(世界)」。
この日はフランスのペタンク(Pétanque)、韓国や中国の伝統的な遊びである投壺(투호)にチャレンジ!どちらもボールや矢(今回は割り箸で代用)を投げるゲームですが、みんな集中して狙いを定めていました。先生との英語遊びでは、いろいろな国のあいさつや国旗をお勉強。フランスや韓国の国旗が出てくると「ゲームのところの国!」という声も出て、つながりを意識していました。

It's Italy!
みんなでケニアのダンス
真剣な目つきで矢を投げる


5日目のテーマは「Food(食べ物)」。
"I like ***"のフレーズを使って、好きな食べ物を紹介します。カレー?ピザ?お寿司も?みんなのlikeがいっぱいです。工作では、「アイスクリームけんだま」作りに挑みます。玉(アイス)をブンブン振り回して入らないかなと思いきや、どんどんカップにおさめていきます。ゲーム「箱の中身はなんだろな」では、手触りだけでぴたりと中の食材を当てる子どもたちでした。

I like curry rice!
アイスクリームけんだま。入るかな?
What's inside!?

5日間を通して英語に親しみ、たくさんのゲームや工作をしてきた子どもたち。思い出に残る夏になると良いなあと思います。1度しかない子ども時代。たーくさんのことを経験してね。
(YMCA ACT 髙階)






2018年8月2日木曜日

お子さんといっしょに!子育てママ&パパ英会話

YMCA ACT 夏休み特別プログラム 子育てママ&パパ英会話 ご報告

今日もとても暑い1日でしたね!
YMCA ACTではこの夏、初めての試みで「子育てママ&パパ英会話クラス」を実施しました。
1歳半~のお子さんが対象で保護者の方といっしょに参加する「親子英語」とは逆に、
子育て真っ最中のお父さん、お母さんが英語を学ぶ、大人対象のクラス。
ママはお勉強、ちびっこはぬり絵♪
もちろんお子さんも一緒に来ていただいて一緒に机に座ったり、離れて遊んだり、
自由な雰囲気のクラスです。

ママたち頑張ってるね!
日常でよく使う短いフレーズや、子どもの体調が悪い時のやりとりなどを学びました。

2回目のクラスの時には、終わるときに「もっといたい!」と泣き出してしまった子も…。
お母さんたちの学習の場ではありましたが、
お子さんたちも居心地が良いと感じてくれていたのかな、とうれしく思いました。

英語の絵本読み聞かせの練習中!
おうちで使える日常会話をまなびました
7/24、7/26、8/2と45分のクラスを3回実施しました。
今後も皆さまの声を聞きながら、子育て中の方々も息抜きに、お気軽にご参加いただけるようなプログラムを企画していきます♪
(YMCA ACT 茂澤)