2016年3月18日金曜日

5年目の3月11日に

YMCA ACT東日本大震災復興支援 街頭募金報告

3月11日(金)、YMCA ACTでは東日本大震災復興支援のための街頭募金を実施しました。
YMCA ACTのユースクラスに通う中高生や冬のEnglish Camp for Global Leadershipに参加してくれたユース、またボランティアリーダーたち9名が集まってくれました。
街頭募金に行く前に、津波の被害にあった地域の複雑な現状、そして福島の原発に関する動画を見て少しではありましたが学びを深め、横浜駅に向かいました。
元気いっぱいのユースたちが真剣な面持ちで聞いてくれました



街頭募金では、福島の子どもたちが放射線の影響でいまも外で遊ぶ時間が制限されていること、そのような子どもたちやご家族のために横浜YMCAが行っているサポートに協力してもらえるよう、気持ちを込めて呼びかけました。
YMCAへ戻る道ではゴミ拾いをしながら帰ってきました。少し歩くだけでも特に缶やたばこなどたくさんのゴミがあり、寒い中ではありましたが、みんな楽しそうに地域清掃にも貢献してくれました。
 帰って集まった額を数えると…

1時間ばかりではありましたが、38,497円の募金が集まりました。
ご協力くださった皆様に心から感謝いたします。

ユースからは
「頑張ってね、などあたたかいお声をかけてくださる方もいました」
「一見怖そうに見える人でも、募金してくれる人はたくさんいた。
人は見かけじゃ判断できないんだな、本当に」
「入れてくださる方を見るとなぜかすごく、こみあげてくるものがある。本当にありがたい、という気持ち。」
「どうしても時間の経過とともに『復興』『がれき』『原発』と端的に判断するようになってしまう。でもその中身を考え続けなければならない、ということを改めて感じた」
このような振り返りがありました。

震災から5年がたち、ますます複雑な状況、現地の方々の思いがありますが、一方的でなく私たちにできることは何かを今後も考え続けていきたいと思います。
(YMCA ACT 茂澤いずほ)