2016年6月6日月曜日

第10回マニラ・ダウンタウンYMCA青年リーダー開発キャンプ(Young Leaders Development Camp)のご報告

YLDC(Young leaders Development Camp in Manila)に参加されたYMCA ACT英会話クラスのメンバーである大條 海渡さん(高校1年生)より報告をいただきました。







 
※YLDCは体験学習を通して、リーダーシップの概念や理論を学ぶだけでなく、リーダーシップを発揮する機会に参加して、自らのコミュニティが直面する課題により深くかかわりを持つことを目的としています。また、YMCA運動の基本とどのようにして運動が始まったかについても学ぶものです。体験ツアーでは、様々な社会的課題を解決することを手助けしている様子を見学することができます。今回は日本から2名のユースリーダーが参加されました。



 発表前にご本人は「とても緊張しています」と話されていましたが、とても落ち着いた表情でご自身の気持ちを素直に表現してくださったので、海渡さんの気持ちや想いが伝わってきました。



 海渡さんは2014年度の横浜YMCAのECGL(English Camp for Global Leadership)に参加されたことがきっかけでYMCAの英会話クラスの会員、様々なボランティアに参加いただいています。なぜこのキャンプに参加しようと決心したかというと、自分の英語のスキルを高めたいということと、フィリピンに住む人々がどんな人で、どんな生活をしているかなどを知りたいと考えたこととのことでした。海渡さんにとって未開の地「フィリピン」で地元の人々と話したり、生活を一緒にしたりしたことによって人々について学びを深める良いきっかけになったと実感されたそうです。

  マニラ到着後、現地のリーダーとともに食事をしたり、観光をしたり、講義やミニゲームなどを通してリーダーシップについて学びを深められました。その中で、これまでは人前で積極的に意見を言うことが苦手だったのが、このキャンプでは自分の考えをしまっておくのではなく、周りの人に理解してもらうこと、逆に周りの人の意見に耳を傾けことなどの楽しさを知り、積極的になることができたそうです。



 最後に「英語力を伸ばすことはもちろん、積極性やリーダーシップも伸ばすように精進していこうと思います」と話してくださった海渡さんはとても頼もしい存在です。今後もYMCAだけでなく、様々な場所で活躍してくださることと確信しています。


(YMCA ACT 鈴木 亜希)