本プログラムは毎年12月末に開催する中高生向け英語キャンプ「ECGL」の小中学生版としての位置づけとなります。英語にふれつつ、様々な地域の課題からグローバルな課題まで、気づき・考え・行動することを目指すプログラムです。
初日は「ルール作り」からスタート。ルールをYMCA側から提示するだけではなく、参加者と一緒にこの3日間のルールを考えました。プログラムの一方的な"受け手"としてではなく、共にプログラムを作り上げることを意図しています。
みんなでルールを考えました |
「ペーパータワー」では、制限時間内に協力してより高いタワーを作ることを目指します。最初は個人で、最後は全員でひとつのタワーを作ることで、役割分担や助け合いなどの大切さを学びました。
折る係と重ねる係で役割分担 |
「Global Bingo」では、「東南アジアの国を3つ言える人」「外国製のものを身につけている人」などを英語で質問して探し、相手からサインをもらってビンゴをつくります。英語で質問する練習ができたと同時に、参加者同士のこともより知ることができました。
スタッフにも質問してみよう! |
最後は横浜駅地下街で「Underground Active Research」へ。「もしも自分が外国人だったら」という視点で地下街を歩いて回り、Good point と Bad pointを探します。
外国語での案内表記が想像していたよりも多かったことに子どもたちは驚いていました。しかし、防火シャッターのスイッチや、市営バスの行き先表示は日本語表記のみで、「もっと外国語表記を増やした方がいいな」という声もありました。飲食店前のメニュー写真や食品サンプルをGoodとした子もおり、「どんな食べ物かイメージしやすい」と高評価でした。
横浜市営地下鉄の英語案内 |
食品サンプル。文字が読めなくてもイメージしやすい |
地下街から帰ってきたら、ポスターにまとめます |
最初はよそよそしかった子どもたちもあっという間に仲良くなり、初日が終了しました。世界に地域にと色々なことに目を向けちょっと疲れたかもしれません。このあと2日目に続きます。
(YMCA ACT 髙階)