2018年8月18日土曜日

【夏季プログラム】ECGL Jr. 3日目報告

 8/7(火)~8/9(木)の3日間、小学5年生~中学2年生を対象とした夏季プログラム「English Camp for Global Leadership Jr. (ECGL Jr.)」を開催しました。

 3日目はジェスチャーゲームからスタート。スケボーに乗ったおじいちゃん、車いすのファッションモデル、など、一見すると難しいお題です。でもどうして難しいのだろうか?と考えてみると、それは「○○が▼▼なはずがない」という思い込みがあるからではないでしょうか?常識や慣習にとらわれずに、多様性のある社会を目指すためのゲームです。

左上から「スケボーに乗ったおじいちゃん」「女性消防士」
「ブレイクダンスをするお坊さん」「車イスのモデル」

ジェスチャーだと難しい!

 続いてワークショップ「地球の食卓」をおこないました。ある国・地域の一家族の写真から、食・文化・民族の多様性を考えるワークです。(※開発教育協会の教材を使用しました。)
 写真から、「見たことない食材がある!」「ジャンクフードばっかりー」「着ている服がおもしろいね」とたくさんの発見をする子どもたち。この写真はどこの国・地域かを当てるクイズのあとに、日本との共通点・相違点さがし、ランキング(住んでみるなら/ゴミの量/健康な食)づくりをおこないました。
 様々な地域と比較することで「日本って包装が多いね」「バナナたくさんあるのうらやましい」「難民キャンプは食材少ないなあ」と多くの気づきがあったようでした。

気づいたことたくさん!

Where is this country?

たくさんの家族

ランキングも考えました

 お昼をはさみ、午後は2020年の開催が迫る五輪をテーマにワークショップを行いました。まずは「五輪当てゲーム」。その名の通り5つのリングを正しい順番に並べます。よく見ているようで、思い出すのは難しい... 実はこの5つのリングは各大陸を表しているそうです。

どんな順番だっけ...

 続いてオリパラクイズ。写真を見ながら、その裏側を探ります。パラリンピックのメダルの写真では、振ると音が鳴るつくりになっていることや、点字でも文字が書かれていることなどに触れました。様々な人が参加する2020年も、多様性あふれる大会になることを想像しました。

なんの写真かな?

 スポーツ体験では、パラリンピックの正式種目である「ボッチャ」を全員で体験しました。(※ボッチャについて)砂の入ったボールで行うカーリングのような競技です。道具はシンプルですが、どこにボールを置くかでまったく戦略が変わってきます。「本当に車イスから投げるみたいにやろう!」と、イスに座って投げている子もいました。
 リオパラリンピックの際にイギリスのテレビ局が制作した動画も皆で鑑賞し、人間のもつ力強さや様々な人たちが社会にいることを感じました。

白熱のボッチャ!

チーム対抗でチャレンジ

※We're The Superhumans | Rio Paralympics 2016 Trailerより

最後は3日間の修了証を授与。地域や世界の様々なものごとに、英語を通して触れるきっかけになったのではないでしょうか。YMCA ACTでは、社会問題やグローバルな・ローカル課題を通して、英語を学ぶきっかけとなるプログラムを今後も計画しています。
ぜひホームページなどをチェックし、ご参加ください!

修了証授与!みんな楽しく頑張りました!
(YMCA ACT 髙階)