2021年12月20日月曜日

地域社会におけるACTの働きと私の想い

第3代館長 岩邉 俊久 (1994年-1997年)

1986年4月YMCA ACTのオープニングは鮮烈で、国際化が急速に進む中、多文化交流促進と情報発信、かつ国際的人材を養成し繋ぐActive Communication Terminalとなるミッションのもと、通訳会議室、英語と日本語学校事業、国際と広報部の活動を開始しました。開設記念講演は著名ジャーナリストの筑紫哲也氏、作家の高史明氏等まさにACTは最先端を行く開拓者。通訳者養成、留学コースは米国を中心に留学生を多数輩出、日本語学校生との多彩な国際交流。さらに国際理解、多文化、人権、開発、環境活動を通じ平和構築に寄与するユースリーダー育成。1989年9-12月に私は横浜YMCAからニューヨークYMCAへ派遣され、米国の教育調査、YMCA地域活動、YMCAスピリットに大いに刺激を受け、帰国後はその経験をYMCA活動に還元するよう努めました。ACTはこれまで地域、日本、世界で課題に向き合う人材を大勢送り出し、その方々が現在各地で活躍しています。