2021年12月16日木曜日

Active Communication Terminal

第8代館長 平野 絹絵 (2012年-2019年)

YMCA ACTの地域活動に特化して振り返ってみると、運営委員・ユースリーダーが中心となり、非常勤職員・講師、職員とみんなで力を合わせて実施していました。18歳初の選挙権!の2016年には、憲法学者を招いた後援会、戦後70年の年(2015年)には、在日一世を描いた映画「花はんめ」の監督を招いた上映会とトークショー、ナガサキでの体験を伺った講演会「祈りのナガサキ」の他、インターナショナル・パーティーやACT Café、名作映画上映などリーダーや非常勤講師が企画や、共に実施した数々のプログラムを開催しました。「ONE ACT DAY」、「100人村AIDSバージョン」とともに、「東北支援」もACTを代表する地域活動でした。朝日新聞「プロメテウスの罠」の記者とそこに登場する障がい者の方を仙台からお呼びし講演会を行ったこと、東北出身の職員が撮りためた写真を運営委員会で発表した直後、「みんなで行こう」と委員の方の声があがりました。以降、みんなで「震災を忘れない、私たちに何ができるのか」という視点で何度も東北を訪れ、横浜からできる支援として電力、放射能、食、命へと学びが広がり、アジア学院訪問での学びへとつながる活発な活動を続けてきた「Active Communication Terminal」(YMCA ACT)でした。