2021年12月23日木曜日

今も大切にしているACTでのフラットな接し方

YMCA ACT運営委員 畑中 十夢

YMCA ACT(以下、ACT)での活動を通じて、一人の人間としての成長をさせてもらえたと思っています。これまでさまざまなイベントの企画に参加しました。One Act Day(オープンハウス)、植樹活動、Kids向けイベント、キャンプ、ECGL (English Camp for Global Leadership)など数え切れません。企画する中で、多くのメンバーたちと、どうしたら良いイベントを作ることができるかを毎週、何時間も議論しました。毎回スムーズに議論が進むことはまず無く、毎回意見の対立や、場合によってはけんかをしていました(笑)。そうした中で、自分の意見をアウトプットする(自分の頭で考える)、リーダーとして行動する(自分の役割や責任を全うする)、チームワークを大事にする、じっくり議論した後に皆で食事に行く(ミーティングでどれだけ揉めても皆で楽しくご飯を食べて心機一転、次のミーティングも楽しむ)、やるからには全力で取り組む…など。人生全体として大切なことをACTでの実体験を通じて学べたと思っています。社会人として仕事をする中でも、それは大いに役立っています。会社では、お互いがここまでストレートに気持ちを交わし合い、プライベートでも仲良くするというのはなかなか難しいと思います。ACTだからこそできた貴重な経験だと思います。人との出会い、皆で何かを一緒にやるということは、無限の可能性を持っているなと思いました。

また、学生時代からACTの活動に参加する中で、さまざまな年代の人たちと話すことができました。学校では、基本的に同じ年代の人しかおらず視野が狭くなるところがあると思います。ACTで自分よりはるかに多くの経験を積んでいる方たちの話を聞くことで、自分の今後を考える上でたくさんの刺激をもらえました。フラットに接するということは、社会人生活の中で自分が後輩と接する時にも大切にしています。

ACTでの経験が無ければ、今の自分はなかったと思います。20代半ばくらいまでACTで多くの時間を過ごしてきましたが、自分の未熟な言動にも辛抱強く真正面から接してくださった皆さんに感謝しています。ACTでの出会いを大切にして、今後も皆さんとACTの外でも何らかの活動を続けれていければと思っています。